実は、一口に毛穴といっても、3つの種類があります。
産毛を生やしている脂腺性毛包と軟毛性毛包、そして髪の毛やひげ、腋毛など、産毛よりも太く長い毛を生やしているのが終毛性毛包です。
終毛性毛包は髪の毛やひげなどをつかさどっていますが、実はその3種類の中では、一番ニキビを作りにくい毛包なのです。

この終毛性毛包について、まだまだ知らないことがたくさんあるかもしれません。
今回は、これについて、簡単にですがまとめて行きたいと思います。

終毛性毛包の特徴

まず、終毛性毛包以外の二つですが、軟毛性毛包はともかく、脂腺性毛包は文字通り皮脂を出す役割もある毛包です。
終毛性毛包は、脂腺性毛包ほどではありませんが、発達した脂腺を持ち、皮脂を分泌させる毛包の一つになっています。

しかし、脂腺性毛包と決定的に違うのが、分泌された皮脂が毛の成長に合わせて押し出されていき、簡単に洗い流せるということです。
つまり、毛穴の中に皮脂がたまってニキビが起きる、ということがほぼないのです。

終毛性毛包にはほぼニキビは生まれない

もちろん、髪などを洗わないと、皮脂がたまり、固まっていきますが、それはほとんどないはずです。
ですので、終毛性毛包にはニキビはほぼ発生しないのです。
また、炎症を起こす可能性もゼロというわけではありません。
何らかの原因で炎症となり、痛みやかゆみを起こす可能性はありますが、それは非常に低いかと思います。

やはり、一番気を付けるべき点が、産毛のニキビとなります。
これは、ムダ毛処理でも同様です。

ムダ毛処理でカミソリを使うべきではない理由

女性は男性のような太く、硬いひげを持ちません。
つまり、終毛性毛包は顔には存在しません。

その代わり、産毛は存在するため、脂腺性毛包と軟毛性毛包は存在します。
そのため、顔にニキビが生まれるのです。

脇などのムダ毛処理の時にカミソリを使わない、ということを目にするかと思いますが、お肌に刺激を与えると、この二つの毛包に皮脂がたまってニキビが生まれる可能性があるためです。

カミソリの刃があたると、角質層に傷がつき、ダメージになります。
もし、ニキビができているところにカミソリが当たると、言うまでもなく悪化します。
ただでさえ、皮脂の分泌が多いわりに排出が難しい毛包ですので、ニキビができている部分にカミソリを使うのは絶対にやめてください。

終毛性毛包にはニキビができない理由

髪の毛が生えている頭皮に、皮膚炎は起きてもニキビはあまりできないと思います。
それはやはり、髪の毛の成長に合わせて皮脂が排出されていくためです。
毎日のシャンプーにより、一気に流れていきます。

万が一ニキビができたとしても、長引くようなことはほぼないはずです。
毎日きれいに洗う以上、特に何もしなくても自然に治癒していきます。

ただし、逆に言えば洗わないと皮脂がどんどんたまっていくということでもあります。
洗わないということは、ニキビの原因というよりも髪の毛の成長を阻害することにつながり、美容において深刻な症状を引き起こしかねません。

頭皮には、ニキビ以外のトラブルがたくさん潜んでいる

ちなみに、頭皮にはニキビ以外のトラブルがたくさんあります。
もっとも代表的なのが、いわゆる抜け毛、薄毛です。

女性はAGAとは無縁ですが、加齢によって毛が薄くなるということがあります。
加齢による薄毛は老若男女問わず、年を重ねるだけでで発生します。

話がそれますので、今回は割愛しますが、頭皮のトラブルはニキビよりも深刻ですので、兆候が見られたら必ず、すぐに対策をしてください。
何かがあってからでは、取り返しがつかなくなります。

もし、治りにくい場合には皮膚科などを受診すること

頭皮に多い終毛性毛包にはニキビができにくく、産毛などを生やしている脂腺性毛包、軟毛性毛包にはニキビができやすい、ということをご紹介していきました。

ただ、もし頭皮に治りにくいニキビ、できものができたら、それは皮膚炎の可能性がありますので、必ず皮膚科などの医療機関を受診してください。
お肌である以上、皮膚炎のようなトラブルと完全に無縁、というわけではありません。

あくまでも、ニキビができにくいというだけですので、何らかの症状が発生する可能性はあります。
具体的には、頭皮湿疹という湿疹ができるなどです。
頭皮のトラブルは日常生活に支障をきたすほど非常につらいものな上、最悪抜け毛、薄毛を引き起こすきっかけになりかねません。

頭皮も含めて肌トラブルに注意して、しっかりとケアをしていくことが何よりも大切です。
シャンプーは頭皮に爪を立ててやらないとか、ピーリング洗顔は避けて低刺激のものを使うなど、毎日無理なくできるケアがおすすめです。
そして、もし治りにくいニキビなどがあれば、何らかの感染症の可能性もありますので、必ず皮膚科などを受診してください。