クレーター状のニキビを治す方法には、レーザー治療とピーリング法とがあります。レーザー治療では肌細胞を活性化させる方法と、肌の表面を削り滑らかにする方法とがあります。
レーザー治療では色素沈着を起こしやすいので注意の必要です。ピーリング法は美容クリニックなどで行う4つの種類の中から選ぶことができます。

クレーター状のニキビを治す方法

凸凹タイプのクレーター状のニキビを効果的に治せるのは、クリニックによるレーザー治療です。

レーザー治療であれば、浅いニキビ跡でも深いニキビ跡でも治すことができます。

治療法では細胞を刺激して肌を活性化させる方法と、肌の表面を削り凸凹を滑らかにする2つのアプローチ方法とがあります。

細胞を刺激して肌を活性化するレーザー治療

肌への刺激が少なく、内側から少しずつクレーターを改善、ニキビ跡が完全に治るまでには複数回の施術が必要です。

フラクセルレーザー・ブリッジセラピー・クールタッチレーザーなどが使われます

肌の表面を削ることで凸凹を滑らかにするレーザー治療

効果は1回で得られることはあっても、痛みがかなり強いことです。

この治療では炭酸ガスレーザーが使われています。

レーザーの機械は種類ごとにレーザー光の届く深さ、1回の効果や施術回数、痛み、価格などが違いますので、治療ではニキビ跡の状態にあったものを選ぶようにします。

また、レーザー治療では光過敏症の人や妊娠中の人、また妊娠の可能性がある人は受けることはできません。ほかにも医師と相談が必要になる場合があって注意が必要です。

・レチノイン治療を受けて1か月以内の人

・ほかのレーザー治療や光治療を受け、2週間以内の人

・顔にヘルペス(赤い発疹、水ぶくれなど)を起こしたことがある人

・加齢と日光が原因で起こる、老人性色素斑意外の「しみ」のある人

・肝斑のある人

・病気を治療中の人

・敏感肌の人

以上の人は施術前には注意が必要です。

レーザー治療のデメリットについて

レーザー治療では痛みがあることや、一時的な色素の増強、炎症性色素沈着などのデメリットがあります。

レーザー治療の痛みは「輪ゴムをはじいたような痛み」で痛みに弱い人にはあまりおすすめではないかもしれません。

ただし、レーザー照射の前に冷却したり麻酔などで痛みを和らげることができます。

レーザーを照射した部分の色素が一時的に濃くなる場合があります。しかし3か月ほどで薄くなってくるので心配はいりません。

レーザー照射でもその周囲が軽いやけどのような状態になることがあり、色素沈着を起こしやすいです。

また、肌の色黒の人や日焼けしている人など、メラニンの働きが活発な人は、炎症性色素沈着を起こしやすく注意が必要です。

クレーターニキビ跡にピーリング

クレーター状になってしまったニキビ跡は、セルフケアでは難しく、皮膚科でも保険適用の治療ではあまり期待できないところがあります。

皮膚科でも保険適用外の自費治療で行うか、美容クリニックでの自費治療で行うのがとても効果的です。

ニキビ跡の治療法として、ピーリングがあります。ピーリング法には次の4つの種類があり、それぞれ皮膚の一番外側にある角質層を除去する方法です。

1)ケミカルピーリング

酸性の薬剤を皮膚に塗布する方法で、角質をとかして剥がれやすくするピーリング方法です。ケミカルピーリング剤にはAHA(アルファヒドロキシ酸)BHA(ベータヒドロキシ酸)とがあります。

2)クリスタルピーリング

クリスタルピーリングは酸化アルミニウムの微粒子を肌に高圧で吹き付け、角質を削るピーリング方法です。ピーリング剤としてアルミニウム粉末を使用し、ケミカルピーリングが受けられない肌が弱い人でも大丈夫です。

角質を削る厚さを調整でき、目の周り、肌の薄い部分にも使用できるのが特徴です。

3)ダイヤモンドピーリング

ダイヤモンドピーリングはダイヤモンドの微粒子が付着したソフトスポンジで皮膚の表面を研磨します。

ケミカルピーリングの受けられない肌の弱い人でも受けられるピーリングで、ダイヤモンドの粒子の大きさで削る強さが調整できます。目の周りなどにも使用できるピーリング剤です。

4)マックスピール

マッスルピールは、赤外線レーザーを使用したもので、超微粒子のカーボンを塗布した皮膚に赤外線レーザーを照射します。古い角質や毛穴の汚れを燃焼させるピーリングです。

レーザーとピーリングのよいところを併用したピーリングでコラーゲン生成と毛穴の引き締め効果があります。痛みはありませんが、パチパチとした音の衝撃はあります。

それぞれのピーリングには特徴があり、自分の肌に合った方法を選ぶことがおすすめです。