ターンオーバーで角質層の質が決まります。美肌になるか、ニキビやシミのある肌になるかは健康なターンオーバーとしての肌の働き次第です。

肌のターンオーバーとは?

「ターンオーバー」とは一言でいうと、肌の表皮で行われている肌の新陳代謝の活動のことです。ターンオーバーによって肌の運命が決まってくる、つまり、キレイ肌、キタナ肌になるかは、ターンオーバーで決まってくるといわれます。

肌の新陳代謝は「肌の生まれかわり」として、肌の健康にも大きく左右してくるものですね。それは細胞ごとに生まれてからはがれ落ちるまでのプロセスなのです。

肌の構成として表皮や真皮、そして皮下組織と構成されています。さらに表皮では、基底層、有棘層、顆粒層、角質層と分けられています。

ターンオーバーは、表皮でも基底層から細胞が誕生することからはじまり、表皮細胞のケラチノサイトが14日間かけて角質層でバリア機能の役割を果たします。

ターンオーバーの仕組み

ターンオーバーでは歳をとると遅くなるといわれています。その周期の自分の年齢の約1.5倍だといわれています。

つまり、いまの年齢が30歳であれば、45日前後でターンオーバーをするし、40歳であれば、60日前後でターンオーバーをするといわれています。

50歳であれば、75日前後、60歳であればなんと90日前後かかるといいます。

もっとも、この日数よりも早くなる場合、遅くなる場合もあり、ターンオーバーが遅くなれば、その分肌にもシミができやすくなってきます。

肌の真皮について

肌の構成でも「真皮」と呼ばれる部分ではターンオーバーは行われません。真皮はヒアルロン酸やコラーゲンが多く含まれる場所で、もしニキビなどで基底層より下の真皮にまで達してしまうと、肌には傷として残ってしまいます。

真皮の働きとしては、表皮を内側から支える働きがあります。肌の弾力に大きく関わり、真皮が衰えることでシミやたるみが目立ってきます。

真皮の構成としては、コラーゲンとエラスチンが網目状に絡み合ってできています。その間にはヒアルロン酸などのゼリー状の基質があり、肌のハリをつくりだしているのです。

真皮は70%くらいを占めるコラーゲンからできていて、肌の弾力が決められます。

ターンオーバーを正常に保つポイントとは?

誰もがターンオーバーを正常に保ち、美肌でいたいと思うことは多いでしょう。最近では、年齢よりも若く見える方も多くなってきています。

肌をキレイに保つためには、皮膚のターンオーバーが正常に行われることが大切になってきます。

ターンオーバー、つまり皮膚の生まれかわりの周期ででも平均すると28日で行われるといわれることがあります。

つまり、肌のためには、正常なターンオーバーがどうしても必要だといえます。ターンオーバーを正常に整えるにはどうしたらよいのでしょうか?

美肌のためには、睡眠は欠かせません。それは寝ている間にもターンオーバーが行われているからです。

最近の研究では、成長ホルモンが大量に分泌される眠りについてからの3時間が美容のゴールデンタイムだといわれています。

つまり寝つきをよくすることが、肌のターンオーバーを整える方法でもあるようです。

ターンオーバーのリズムを乱すもの?

美肌のためのターンオーバー、しかし、それを乱してしまうものがあります。それは「紫外線」です。紫外線が皮膚を傷つけてしまうことで、細胞はターンオーバーの周期を早めてしまいます。

しかし、それでは細胞がまだ未熟なために肌に水分を抱える力が弱くなります。そのため、肌の乾燥、敏感肌など肌のトラブルが出現することが多いです。

また、肌のターンオーバーを乱すものとして「肌への刺激」があります。メイクを落とす場合、タオルで肌を拭くときの刺激が、角質を厚くさせる原因となります。

ほかにも体を冷やすこと「冷え」が原因でターンオーバーが乱れてくる場合もあります。血行が悪くなることで肌全体の働きが鈍くなるからです。

美肌になるためには、皮膚のターンオーバーを乱す原因を取り除くことがとても大切なポイントです。